相続される財産の範囲について

不幸は突然やってくるものです。両親や夫・妻を何の前触れもなく失うのはとても辛い事ですが、残された家族は悲しんでばかりもいられず、通夜から四十九日と心の休まる暇は有りません。しかしそれらが終わり、やっとひと段落付いた時に湧き起こる問題が、遺産問題です。民事の争いでも多数を占めているのがこの遺産問題です。

相続放棄をした後の相続財産はどうなるのか | 相続ネット

家族間の問題なので表に出てくることはあまりありませんが、仲が良かった家族親戚が、遺産の為に骨肉の争いを繰り広げるというのは、何もテレビの中の話だけではなく、実際に私達の身の回りで起こっている身近な問題なのです。トラブルを起こさない・巻き込まれない為にも、遺産相続についての知識を蓄えておくことは決して損ではないでしょう。

仙台 相続登記

相続財産は相続税がかかる財産・非課税財産・債務の3つに分けることができます。相続税がかかる財産には、故人が生前に蓄えた財産、土地・建物・事業用財産・有価証券・現金、預貯金・家庭用財産・その他の財産等が有ります。電話加入権、受取手形、牛馬、果樹、ゴルフ会員権、杉や松等の立木・雑木、特許権・著作権等も相続税がかかる財産として相続されます。

vol.56 法定相続人がいない場合、財産はどうなるの? | FAQ FOR YOUR LEGACY ?教えて!賢い遺産相続? | りそな銀行が発信するWEBマガジン RESONA STYLE

また、故人が生前に持っていた財産ではなく、故人が死亡した事で発生する財産があります。生命保険金、損害保険金、退職手当金等が挙げられますが、保険であれば受取人に、退職金であれば遺族に対して支払われるものですので、遺言などで遺族や受取人以外の第三者に遺産の遺贈があった場合でもその対象には含まれません。ただし、保険の場合は故人が受取人になっている契約の場合だと相続財産に含まれます。

非課税財産には祭祀財産と呼ばれる、墓地・墓石・仏壇等の祭具が挙げられます。また、生命保険金や退職手当金の内、一人当たり500万円までは、課税対象外となっています。

次に債務ですが、いわゆる借金と呼ばれるものや、連帯保証人の地位まで相続の範囲に入っています。知らず知らずのうちに相続していて、後日発覚したという事も良くあるケースですので注意が必要です。特に、身の回りの整理をする暇もなく、突然亡くなった方は要注意ですね。