わきがの治療法

日本では、わきがは疾患として位置づけられています。よって当然その治療には原則健康保険が適用されることになっていますが、実際には多くの民間病院が自由診療(保険外診療)扱いとしている場合があり、仮に手術となった場合などの手間にくらべ、診療報酬が著しく低いため割に合わないという実体が浮かび上がってきています。

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とにかく、わきがにはいくつかの治療法があります。これは大きく分けて保存療法と手術療法ということになりますが、保存療法の代表格は非常に単純で「腋毛の処理」ということになります。というのも、腋に発汗した場合、そこにある腋毛が皮膚から排出される分泌物を多量に保持することによって、常在する細菌が繁殖する場所を提供する結果となりがちです。

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そしてここで細菌の作用と分解が行われることが、わきがの臭いの直接的な原因となっているのです。ですから、その苗床となる腋毛を全て処理するか脱毛してしまうことで、わきがの臭いの発生を軽減することが出来るというわけです。しかし、処理であれ脱毛であれ、腋に皮膚は非常にデリケートであることから、ダメージを少しでも軽減する努力が必要であることに留意すべきでしょう。

アポクリン臭って何?

腋毛の処理と同時に行える保存療法としては、消毒や制汗剤の使用が考えられます。臭いの原因となる常在細菌を一時的とはいえ殺菌することで、ある程度の時間、その分解作用を停止させることができ、腋毛の処理と同時に行うことで、より高い相乗効果もえられると考えられます。しかし、殺菌作用の強い制汗剤はあまり市販されておらず、また仮にあったとしても強い効果を持つことから、肌荒れなどの原因ともなるため注意が必要なのです。また、これらの保存療法は、全て直接原因であるアポクリン腺に直接働きかけるわけではないため、根本的解決にいたることはありません。

持続的な効果を得ようとするのであれば、やはり手術療法ということになると思われますが、ここにはいくつかの問題点が存在しており、当然リスクも考慮しなければなりません。

そして何より留意すべき点は、そもそも何らかの治療法を試みようとする人の状態が、果たしてそれを必要としているのか、すなわち本当にわきがであるのか、ということではないでしょうか。

とかく現代日本社会は臭いに敏感であり、多くの人が自分の体臭に過剰反応しているとも言われます。まずは専門医に相談し、状況を客観的に把握することが必要でしょう。